GBERとは
- GBERの理念
- GBER(ジーバー)とは元気高齢者の地域活動をサポートするウェブプラットフォームです。
地域の元気高齢者を集めるという意味の英語である "Gathering Brisk Elderly in the Region" の頭文字を取り名付けました。
名前はUBERに似ていますが、地域の移動のニーズと人を乗せることのできる車とのマッチングを行うUBERに対して、仕事、ボランティア、趣味や生涯学習などのあらゆる地域活動とそれに参加したいおじいちゃんおばあちゃんとの社会参加を促進するためにGBERを研究開発しました。
- モザイク型高齢者就労の実現
- 人口減少下での高齢化による人手不足、元気高齢者の生きがいと健康維持のため、高齢者が就労できる環境が求められています。
しかし従来の雇用の概念では、時間、体力などの問題から高齢者を労働力として考えることが非現実的なものでした。
そこで高齢者にとって無理のない働き方として、『モザイク型就労』を提唱しています。 - モザイク型就労とは、就労条件をスキル、時間、場所の3つに分け、それらを組み合わせることで、バーチャルに一人分の労働力として提供する仕組みです。
GBERでは、それらの情報を抽出し、ジョブマッチングを実現しています。
- 地域コミュニティ活動の活性化
- セカンドライフにおいて、趣味仲間やコミュニティへの所属は大きな課題です。
しかしコミュニティや地域のイベント情報は検索できる形で情報化されていることは少なく、自分にあった活動や組織を見つけることが難しいという問題がありました。
そこで、GBERではそれらの情報を電子化し簡単に検索できるように整理することで、オープンで活発な地域コミュニティの創成を目指します。
- Features
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- スキルベースマッチング
- スキルを登録することで希望に沿った案件をおすすめされます。またおすすめは勤務記録などのログから個人向けに最適化されます。
- カレンダーベースマッチング
- 予定の空き状況を事前登録することで案件をおすすめされます。またグループでカレンダーを共有すれば予定が立てやすくなります。
- ロケーションベースマッチング
- GPSと登録住所から、近くの案件をおすすめされます。市町村単位での運営のため、地域密着のサービスとなっています。
- マルチデバイス対応ウェブアプリ
- レスポンシブデザイン採用で、パソコン、タブレット、スマートフォンなどあらゆるデバイスのウェブブラウザから利用できます。
- 連絡先
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東京大学 先端科学技術研究センター
身体情報学分野 GBER事務局
gber-office@el.rcast.u-tokyo.ac.jp